コクリこさかさん

もはやもじるのに一所懸命で意味不明。

なんだかんだで話題の「コクリコ坂から」観て参りました。


http://kokurikozaka.jp/(公式)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BB%9D%E5%8F%A3%E9%A0%86%E5%B9%B3(ウィキペディア)


いきなり結論。うん意外と(失礼)面白いぞ。
これって原作はコテコテの少女マンガで、今見ると学生紛争やら何やらで時代にマッチしないとか。表紙しか見た事無いけど。噂の吾郎監督ではあるが、先入観さえなければ大丈夫じゃないかな。

これ企画のパヤオから吾郎監督へと渡るにつれてそうとう原作いじったっぽい。今回はうまいこと吾郎パワーがいい方に回ったようだ。パヤオの最大貢献事は聞いた所によると、主人公の少女を普通のもっさい子からいわゆる宮崎美少女に変えさせた事だな。少女に関してはブレないな、さすが。

なんとなくだがこの映画、宣伝で少々損をしているように感じる。吾郎がこれからのジブリにファンタジーは控えていく宣言をしたうえでのリアルな舞台背景と、物寂しげな印象のある主題歌。なんか暗い話なのかな~って観る前は思ってた。そう思ってる人も多いんじゃないかな?しかし実際には冒頭からかなり明るい。陽気でゴキゲンなナンバーが次々と流れ、人物の表情などもすごく漫画的である。言うなれば舞台設定やセットや小道具だけ(絵だけど)がリアルで、人物やその表現は結構くだけていて漫画的で見やすい。
それに60年代半ばって、ファンタジーの部分もあると思う。質素で現実感のある海の自宅と、魔窟カルチェラタンのハジケっぷりの対比が面白い。

話そのものは取り立ててどうということも無い。こういうのってちょっと前まで邦画でよくあった感じ。個人的にはラストがあまりにもサッパリしすぎな感じがするが、かえってこれがいいのかもしれない。

見所。なんと言っても日本の誇る超変態作画職人集団ジブリの地味な日常生活アニメが炸裂しまくり!アリエッティはもちろんポニョ(方向は違うが)までも超えていると断言できる。冒頭カットの、ごく普通の海たちが暮らす下宿を下から上になめる絵が出るのだが、これが地味にCGカットww。なんとなくこれで本編の期待が膨らんだwww。あとはもう怒涛のようにアニメーション。TVアニメのような省略で動かない人がいない、モブはもちろん車も船も自転車も電車も、画面の端っこに至るまで息づいている。やっぱ手描きだよねー!


以上、敬称略でお送りしました。

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